2005/10/05 value
建築はさまざまな社会性の中で、生まれていく。
それは、芸術性や機能性や存在価値だけでくくられるものではなく、それら全ての「力」すべてが
集約されて生み出される。
建築家はその大きな「力」の中で、もがき苦悩しながら空間を生み出さなければならない。
そこで、生まれた価値は大衆にどれだけ理解されているのか。
名建築が多くの人々に愛されるのはそれが、平均的なモノだからではない。
かつて、エッフェル塔が受けた批判の多くはそのデザインであったようだが、時間の流れとともに受け入れられ、愛されるようになる。
今の異端は明日のスタンダードの可能性を持っている。
批評性が無いものは、いつの時代でも無批判に忘れ去られる。
それだけは避けていきたいと思う今日この頃。
世の中を批評し続け、自分自身を批評し続け、創造という唯一の武器に磨きをかける以外に
生きる道はない。
Copyright© 2000
TNdesign. All Rights Reserved