2006/03/18 子供
春が近くなって、卒業や入学で日々の成長が形になって表れる時期です。
僕も親として未熟ながら、子供の成長を感じてうれしく思ったりします。
モノをつくる事が好きな人間は間違いなくモノを愛していると思います。
そのモノ達が大切に使われているのを見る事は、モノつくり人としてとてもうれしくなります。
先日、僕の大事な作品に久しぶりに会いに行ったときに、そんな感情になりました。
人それぞれ愛情の表現方法が違うので、単にきれいだとか片付いているだとかという次元ではなくて
それとなく感じるモノに対する愛情が感じられれば、僕はとてもうれしくなります。
自分の子供だって身内だけでなく他人に愛される人間になって欲しいと願うのが親だと思うし
自分が手掛けた建築が多くの人に愛されるという事がどれだけ喜ばしいことなのかは同じだと思います。
そういう建築が周囲にたくさんあったなら、素晴らしい街になるだろうし、そういう感受性を持つ事が
真の豊かさなんじゃないかと感じました。
最近見たTV番組で指を失った男性がはしを持って食事をしたいという思いで自ら補助器具を発明し製作して賞を受賞した記録を放送していました。
そこにあるのは、「自分のはしで食べる食事はとてもおいしいのです。」というその感受性の豊かさこそがその発明品を製作する原動力です。
そこにあるのは純粋な思いしかない。
だからこそ人を感動させたり、評価されたりするのだと思います。
僕が生み出す全てのモノたちと大事な子供に幸多い事を願って・・・。
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