今回の旅の締めくくりは、内藤さんの大作「島根県芸術文化センター”グラントワ”」。 珍しい双子台風の直撃を受けた大雨の中、半ば強引に向いました。 こんな日に訪れる人は、さすがに少ないらしく人もまばら。 というかスタッフの方が多い。 そんな中、インフォメーションで「アンケートですが、来館の理由をお聞かせ下さい」 と言われ、「この素晴らしい建築を見に長野から来ました」と答えた。 「ホールは見ることできますか?」と訊ねると、「予約がないと案内は出来ないんです・・・。」 まぁ当然の対応ですので、あっさり諦めまして、美術館に入館。 ひと通り堪能したところ、お茶でもしようかなと思ってウロウロしていたところ スタッフの方に、「館内の案内を希望された方ですか?」と聞かれ、とっさに「違います!」と言いましたが どうやら、アンケートしたスタッフの方が気を利かせて確認してくれたらしく 予約は無いけど、案内しましょうということになりました。 そして、なんとなく”偉い人オーラ”を発する方が登場。その方はなんと、副館長。 これは、大雨の奇跡!と感謝しながら、大ホール、中ホール、小ホールと楽屋までほぼ全ての部屋を案内して頂きました。 設計上の小さなミスというか、教訓といいますか、気をつけるべ…