HIROSHIMA-4

3つめの”気付き”
「広島西消防署」 設計は山本理顕さん。
この建築は、模型案からかっこ良くてとても憧れました。
これぞ現代建築という雰囲気を醸し出していると思います。
こんなに広島のど真ん中にあるとは思いませんでした。
そう言えば、GAギャラリーに透明なアクリル模型がありましたが
あれはピースセンターを意識してたんだろうなといまさらながら思います。
理顕さんのシステム建築に通じる鉄骨の加工は、コラムパイプではなく
溝形鋼を溶接して作成したもの。
なぜかと言えば、エッジにこだわりがあったから。
しびれますね。
ただ、こだわりというのは諸刃の剣でもある。
それが、批判の対象になったりする場合もある。
でも、モノを作っていく上で”こだわり”というアクを抜かれてしまったものほど
虚しく感じるものはないし、こだわりを捨ててしまっては元も子もない。
だからこういう建築を見ると、とても勇気づけれらるんだと思います。
後日談ですが、アポ無しでも内部の見学可能だそうです。
僕はというと・・・知らなかったので、この外観だけで帰りました・・・。
うーん・・・残念。
でも、この気持よさは外から見てもオーラを放っていました。
消防署員には、すこぶる評判悪いみたいですが・・・。
機能と建築は難しいですね。
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