IZUMO-1

なかなか内容が濃かった広島から出雲へ。
伊勢か出雲か両方かを迷った結果です。
菊竹建築見るべきってことで、いざ出陣。
「出雲大社庁の舎」
IMG_1410s
やっぱり実作の迫力は写真から受けるものとは全く異なることを改めて感じます。
そう言えば、肥満のメタボと”メタボリズム”のメタボは同じ語源なんでしょうか。
スペルを見る限り同じようですが・・・。肥満的建築?
丹下さんや谷口さんの打放しと全く異なる表情と佇まい。
これだけの時間を経たからこそ、その狂気的な造作のアクが抜けて独特の雰囲気を醸し出しています。
時間の経過というのは、時に残酷でしかし美しい。
かたや遷宮を毎回施される本殿の隣で、刻々と時を刻まれるコンクリートの塊。