娘の大学の入学式に出席した。
育てるというよりも、親として一緒に学びながら生きてきた子供がずいぶん大人びて見えた。
まだまだ、僕たちのサポートが必要かもしれないが、確実に社会に出る準備が進んでいる。
自分が社会にできることの一つとして、少なくとも社会に必要とされるような子供を育てたいと思っていた。
それが、少しずつ終わりに近づいていることを実感した。
寂しいけれど、嬉しい方が勝っていて、自然と笑みが止まらない。
東京国際フォーラムの大きなホールで行われた入学式に、並んで出席できたのは間違いなく僕の一生の思い出になった。
学長の言葉は、学生だけでなく、僕の心にもとても響くものだった。
これから経験する多くのことが、彼女の人生にかけがえのないものになることを祈っている。
そして、僕自身も新たなフェーズに進める年にしたい。
見上げた吹き抜けの大きさは、とてつもなく大きなものだけど、僕の志だけはこんなものでは収まらない・・・
と思いたい。