Category Archives: 2011

帰省

夏と違って、ガラガラのフェリーの出港。 しかも、その出港直後から大シケのために揺れに揺れました。 定刻よりも3時間半遅れで、なんとか北海道上陸。 カルマンも北海道の冬は初めて。 今回も頑張ってくれました。 でも、空冷の冬は寒い・・・。[:en]夏と違って、ガラガラのフェリーの出港。 しかも、その出港直後から大シケのために揺れに揺れました。 定刻よりも3時間半遅れで、なんとか北海道上陸。 カルマンも北海道の冬は初めて。 今回も頑張ってくれました。 でも、空冷の冬は寒い・・・。…

御礼。。。

「SN-house」のオープンハウスを無事に終えることが出来ました。 関係者の皆様には大変感謝しております。 そして、クライアントのご家族は新しい生活が始まりますが 僕の思いがたくさん詰まったこの住宅を 今後とも末永く愛して、可愛がって頂ければと思っております。 「SN-house」のオープンハウスを無事に終えることが出来ました。 関係者の皆様には大変感謝しております。 そして、クライアントのご家族は新しい生活が始まりますが 僕の思いがたくさん詰まったこの住宅を 今後とも末永く愛して、可愛がって頂ければと思っております。…

OPEN_HOUSE

オープンハウスのご案内です。 当事務所が設計した住宅『SN-house』が完成致します。 クライアントのご理解とご好意により内覧会を行うこととなりました。 ご興味のある方は是非、足を運んで頂ければと思っております。 完全予約制ですので、事前にご連絡の上、ご来場をお願い致します。 引き渡し後の内覧会ですので、お子様のご入場はご遠慮させて頂きますので ご了承下さい。 日時は12月24日と25日の二日間です。 おもいっきりクリスマスでお忙しいとは思いますが 僕の思いの詰まった住宅ですので、体感してみてはいかがでしょうか。 [:en]オープンハウスのご案内です。 当事務所が設計した住宅『SN-house』が完成致します。 クライアントのご理解とご好意により内覧会を行うこととなりました。 ご興味のある方は是非、足を運んで頂ければと思っております。 完全予約制ですので、事前にご連絡の上、ご来場をお願い致します。 引き渡し後の内覧会ですので、お子様のご入場はご遠慮させて頂きますので ご了承下さい。 日時は12月24日と25日の二日間です。 詳細はこちらからも確認できます→ご案内 おもいっきりクリスマスでお忙しいとは思いますが 僕の思いの詰まった住宅ですので、体感してみてはいかがでしょうか。…

追い込み・・・

さぁさぁ追い込みです。引渡しまであとわずかです。 いままで思い描いたものが、一気に具現化する瞬間。 建築は本来、物質的で具体的な存在として認識されています。 しかし、そこに潜んでいる抽象性がなければ建築にはならない。 思い描くだけならば、それはとても抽象度の高いものでも 具現化していくほどに抽象度が下がっていくのが常であります。 抽象と具象の狭間で、ゆらゆらしながら、次第に定着していく感じ。 ソフトランディング出来る時もあれば、思ってもいない事態になったり。 どれだけの想像力を駆使することが出来たのか。 どれだけの創造的な工夫を持ち込めたのか。 知的な積み上げが、一気に固まるときに 建築はその存在に価値が与えられるのかもしれません。 建築は多くの選択を与えられてその存在を構築します。 その選択のひとつひとつは微細なものでも それが連続してなされたときに発する輝きは 固有のものとして認識されるはず。 さぁどんな輝きを放つのでしょうか。…

Masters

事務所に椅子が増えました。 KartellのMastersです。 コンセプトが3人の巨匠デザインをミックスさせたらどうよ! っていうのが面白いなぁと感じまして。 値段も手頃です。 ちなみに、その3人はヤコブセンとイームズとサーリネン。 正確には4人か・・・? 質感は値段相応の感じですが、そこがスタルクらしいです。 見た目が主張してる感じは嫌いじゃないんで。 思ったより軽いし、傷もつきにくい感じなので 気楽に使い倒す感じで。 見てみたい方はお気軽に当事務所へおいで下さい。事務所に椅子が増えました。 KartellのMastersです。 コンセプトが3人の巨匠デザインをミックスさせたらどうよ! っていうのが面白いなぁと感じまして。 値段も手頃です。 ちなみに、その3人はヤコブセンとイームズとサーリネン。 正確には4人か・・・? 質感は値段相応の感じですが、そこがスタルクらしいです。 見た目が主張してる感じは嫌いじゃないんで。 思ったより軽いし、傷もつきにくい感じなので 気楽に使い倒す感じで。 見てみたい方はお気軽に当事務所へおいで下さい。…

SI-house・・・

SI-houseの外壁の処理を施して参りました。 RC造の住宅ですが、当初は塗りつぶす予定でした。 しかし、コンクリートの表情も捨てがたく。 なんとか、打ち上がった時の状態を維持できるような方法を考えて。 コンクリート打放し(ウチっぱなしではなく、ウチ は・な・し)は もはや仕上げの一種類としてあげられるほど市民権を得ましたが その仕上りは千差万別。 コンクリートの大家である安藤さんの壁面だって、日々進化を遂げているほど まだまだ、奥が深く、どう手を掛けるのが最善なのかは各現場で違うと思います。 お金で解決するのなら簡単ですが、いかに掛けないで解決し維持するかが 知恵の絞りどころでもあります。 塗装の方法も様々な工法が各メーカーから出されていますが お値段もそれなりで・・・・。 一番オーソドックスな撥水塗装を選択。 しかし、これも塗装の種類が様々。 値段と効果を天秤にかけながら、施工性とプロの評判と。 塗料が決まれば、あとは塗るだけ。 今回も設計施工。 クライアントのご家族総出で手伝って頂きました。感謝です。 工事の人工はだいたい一人2万で、5人集めれば一日10万円。 どんな作業も人件費だけで、このくらいはかかります。 ちなみに、国が出している設計報酬金額は僕の勤続年数で 時給300…

内装工事

SN-houseの内装工事が徐々に進んでいます。 施主工事という名の設計施工。 そういえば、通常設計施工というと施工会社が設計することを指しますが 設計事務所が施工したって、設計施工だよなぁ。 などと思いながら、壁を塗っております。 パッと見たいした足場じゃないのですが 摺り込むような動きのために結構揺れます。 施主の奥様にご協力を得ながら、無事に完了。 空間が成長している感じがします。…

さんだーさんだー

前回エントリーの選抜合板たちが現場に到着! ただし、これには一つ問題が。 こいつらは仕上げ用として生まれていないので、合板規格の刻印がオモテ面に打たれています。 それで、こいつらは常に日陰者の扱いを受けているわけです。 「こいつらはどんなに美しくても、人様の目の触れるところにいちゃなんねー」 ONE PIECEの奴隷の刻印みたいです。 塗装で塗りつぶす方法もありますが、今回は木目がポイントだったりするので そういうわけにもいかず・・・。 僕の思いで、こいつらを日の当たる場所へと引きずり出したい。。。なんて。 しかし、奴隷解放も工務店にお願いすると、それなりの費用が必要になりますので 今回は、自分で削ることにしました。 実際の仕上り感も確かめたいという、もっともらしい理由なのか 単に自分でやりたいだけだったりする・・・のか。 最初は、刻印だけを消すつもりでやっていたのですが 消すといっても、そこだけキレイになるのもおかしなもので。 なんだかんだと言いながら。 結局全面サンダー掛け。 50枚弱ありましたが、不慣れなこともあり、丸一日かかりました。 自由を獲得したごうはんたち↓ でも、この一手間が何らかのオーラを纏ってもらえればいいかなと。 いい仕事するんだぞ!といいきかせ・・・。 最終の…

電子書籍

自炊とは、某巨大掲示板から発生した造語でありますが もはや一般的な用語として認識されつつある気がします。 最近、その自炊を始めました。 理由は、単純に事務所の蔵書が収納限界に近づいているということ。 僅かな資金でコツコツ書い集めた書籍に ハサミを入れるということは、本というモノに対して とても申し訳ない気持ちになるのですが・・・。 本を読むということには、ページをめくるという楽しみも 実は存在します。 紙の感触、背表紙を眺める・・・。 本にはそういった楽しみ方もあると思います。 そのほとんど全てを捨て去っても、メリットがあればそれは 電子化した方がいいのではないかと思いました。 つまり、中身の情報のみが重要な本。 雑誌なんかは、紙にこだわっている様子も無いので こういうのは、真っ先に電子化。 僕の事務所は、建築の設計するための事務所なので 専門誌は写真が多用されています。 これが、なかなか難しい。 なので、試験的に1,2冊やってみたら、思いの外いい印象。 ほとんどがこの雑誌と写真集の中間的な本が大多数なので これを電子化すると、スペースは一挙に拡大できます。 きっと大判の写真集には、ハサミを入れることはないと思います。 しかし、問題はその手間です。 最近は慣れてきたのですが、それでも…

軽井沢美術館

施工中にも何度か訪れた西沢氏の軽井沢の美術館。前回エントリーはこちら。 つい先日、待望の一般開放。 早速、体感して参りました。当然、内部の写真は無し。撮影不可です。 チラホラ、デジカメ撮ってる人が居ますが くれぐれも運営側に迷惑かけないようにしてもらいたいです。 学生らしき人が、立入禁止区域に勝手に入って注意されていました。 さて、これは体感しないと分からない建築。 素人が写真とっても、絶対にこの空気感は写りません。 視覚的な衝撃よりも、まさしく体感する建築。 さらに、外観は外部の植栽に隠れてしまって、全貌が分からない。 千住氏の作品も良いんだけれど、やっぱり建築に圧倒された。 作品のための空間として、ホワイトキューブは発明されたけれど キューブじゃないホワイトをここまで昇華させるのは、やっぱり凄い。 内部からメッシュによって視線を遮っていたが、これはあまり感心しなかった。 美術館というビルディングタイプには、必ずつきまとうジレンマなんだろうけど。 それでも、ここで意図されているのは、起伏に富んだ床と屋根だけが浮いている空間。 そのためには外部との境界も希薄な方が望ましい。 展示作家の希望なのかもしれないけれど・・・。 なんだかんだ言ってますが、心が揺さぶられる建築は とっても刺激的…