Category Archives: 建築計画

TNデザイン一級建築設計事務所

地盤調査

もう1ヶ月ほど前になりますが、地盤調査(ボーリング)を行ないました。 最近は、住宅ではスウェーデン式調査が必須になってきいるようですが、信頼性においては ボーリング調査の方があると思います。 当事務所では、ボーリング調査をおすすめしています。 ただし、地盤補償等が充実しているのは、スウェーデン式なので、ご希望により判断が分かれます。 あとは、構造形式にもよるのですが・・・。 この土地は、遺跡が発掘されるような場所で、古くから人が住んでいると思われる場所です。 遺跡が出ると、工事は止まってしまうので、あまり好ましいことではないのですが 出てしまったら、それはそれで、「過去に人が生活していたんだ」というロマンを感じてしまいます。 結果は、何も出ませんでした・・・。 とても、残念そうに書いていますが、そんなことはありません(?)。 地盤の強度としてはとても良い結果でした。 地盤関係の費用は抑えられそうです。もう1ヶ月ほど前になりますが、地盤調査(ボーリング)を行ないました。 最近は、住宅ではスウェーデン式調査が必須になってきいるようですが、信頼性においては ボーリング調査の方があると思います。 当事務所では、ボーリング調査をおすすめしています。 ただし、地盤補償等が充実しているのは、スウェ…

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presentation-2

もう一週間前になりますが、住宅設計のプレゼンテーション。 こちらのエントリーから早3ヶ月近く・・・。 こちらは、初回ですので結構緊張ものです。 クライアントにとっては、初めて見る計画案でも、設計する側としてはかなりの検討を重ねている場合がほとんどです。 敷地を見た時のインスピレーションは大事なもので、それが計画の全体像を決定づけていることがよくあります。 しかし、それだけで計画が成立するかといえば、しない場合の方が多いです。 建築は用途という重要な役割がありますので、それに見合う機能を盛りこまなければなりません。 様々な法的制限も考えなければなりません。そして、一番気になる予算・・・。 以前は、検討段階のものを全て見せたり、ケース別で案をまとめてみたり、いろいろ工夫してみたりしていた頃もありましたが、 なかなかスムーズに理解してもらえないことも多く、今では案を絞って絞りきったところでプレゼンを行うパターンで落ち着いてきています。 事務所によっては、膨大なプロセスを共有する手法をとっているところもあるようですが。 さて、今回のプレゼンテーションはと言いますと・・・ 模型を持参したのですが、ケースから出してビックリ!模型が崩壊していました。 いつもは、模型の製作に両面テープはあまり使わな…

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presentation-1

現在設計中の住宅の打ち合わせ。 今回は、クライアントのご好意でお食事会を開いていただきました。 美味しいうなぎをいただきました。ご馳走様です。 2度目の提出案もご満足頂けたようです。 これから、細部の検討になると思います。 やはり、設計するものとしては、案を気に入ってもらえることがなにより嬉しい。 うまくいかないことも、たくさんありますが、こういう一時は幸せな気持ちになります。 そして、今回の打ち合わせはクライアントの人となりを知ることができる有意義な時間でもありました。 建築はどんなテクノロジーが利用されようとも、人間のために存在している以上、利用する側の人となりを知ることは、住宅を設計する上で非常に重要です。 クライアントに限らず、同じくらいの世代と話をすると、似たような立場で仕事をしている場合が多いので、仕事に対する姿勢や考え方は非常に興味があります。 しかも、他分野の仕事の話は聞いているだけでも、ワクワクします。 それぞれの仕事の華やかな部分というのは、巷の情報源でもある程度知ることはできます。 しかし、苦労話というのはなかなか聞けません。 失敗談や問題点は、笑い話になるならば話せても、笑えないことも多いからかもしれません。 それは、どんな仕事をしていても同じなんだと思います…

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模型

模型作成は建築を考える上で、非常に重要なツールです。 一般的にアトリエ事務所では模型はスタッフの仕事として位置づけられていますが 私自身の重要な仕事として位置づけています。 ただし、これにはメリットデメリットがあってどちらが良いかはわかりません。 模型が単なるプレゼンツールとして考えるならば、私が作る必要は余り無いかもしれません。 しかし、模型を作ること自体が建築を考えることに繋がる気がしています。 さらに、何かを自分の手で作ることは建築だけでなくモノづくりの作業として重要だと思います。 かつては、図面がその手作業の重要な役割を担ってきましたが、CADの普及によってもはや クリックの回数で図面が出来上がります。 そういった意味でも模型はスケッチと並んで手作業の重要な位置を担っていると私は感じます。 しかしその反面、やはり作ったものというのは思考を定着させてしまうものです。 つまり、案を簡単に捨てられなくなることです。 設計という作業は、いいものを探りだす作業なので、悪い案で模型ができてしまうと ある種の説得力をもってしまい、判断が鈍る可能性があるということです。 安藤忠雄さんがテレビ番組の取材の中で、模型を見ながら突然 「こんな柱とればいいんだよ!」 と言いながら、スタッフの目の前で…

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現調partII

再び現調です。今回は千葉へ行ってまいりました。 クライアントは大学時代の友人です。 以前のエントリーでも書きましたが、それからもう早2年。 僕と友人の間では、その間にいろいろな模索が続いていましたが 様々な問題が多かったのも現実です。 一時は暗礁に乗りあげてしまい、諦めかけることもありましたが クライアントの情熱がやっと結果になりかけている所までたどり着いた感じです。 吉報は予兆もなしにやってきますが、何もしないのに突然それが起こることはありません。 クライアントの根強い模索とそれをキャッチする努力が不可欠です。 僕から見ると突然かもしれないけれど、それが出来る人にとっては必然でもあるのです。 プロジェクトはまだよちよち歩きの赤ちゃんくらいで、始まったばかり。 楽しんでいきましょう!…

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現調

現調に行ってまいりました。 二度目の訪問です。 写真は近くの竹林を撮ったものです。 少し遠方ですが、こういう作業は省くことが出来ないものです。 現在の日本の法律上、建築は敷地の制限の中で構築されるものですが そういった法律上の境界はほとんどが目に見えるものではありません。 隣地境界線や道路境界線はどんな地域でも見えやすいですが。 例えば、高さ制限は通常あまり見えないものですが、東京のように高密になると逆に それが街のデザインのように見えてきたりもします。 #5115では、天空率を利用して道路斜線を回避しています。 前面道路があまり大きくない場合、道路斜線によって建物の高さが斜めに 制限されるのが道路斜線です。 ここではコンセプトとして、高さを確保することが優先されたので 斜線制限が見えてしまうことは避けたいと思いました。 斜線の中で構築することも不可能ではなかったのですが、それを根拠に高さを 決めるということ自体を否定しました。 天空率は当時出来立ての法律でしたが、なんとか適用してクリアしています。 法律の性格上、このデザインにあっていたことも理由の一つです。 高さを決めるという行為は、建築にとってはとても重要なことです。 建築を建築たらしめるものが、高さ所謂断面でもあります。 それ…

UNBUILT

長野市の住宅の計画。 実現はしていませんが、僕自身満足している計画です。 所謂『アンビルト』アーキテクチャなのですが、そういう作品を創ることで今の自分が建築をどう考えているのかを対話するきっかけにもなる。 当然、営業活動の一環で・・・仕事を得るために・・・活動している訳なんですけれども、それが受け入れられないからといって捨ててしまえるほど安易なもの(計画)でもない。 実作につながらないフラストレーションはあるけれど、創る情熱はそんなところから生まれるかもしれない。…

田園

季節が少し秋らしくなってきました。 これは田んぼの隣に計画した住宅。 きっと今頃は黄金の絨毯になっているころかなと思います。 田舎にいるとこういった風景がめずらしくないのですが似たようなハウスメーカーのサイディングを見せられると幻滅します。 外観に関して言えば、東京のような立地状況の場合、外観を引きで見られる場所というのはほとんどありません。 田舎に行けば行くほど外観はむしろ重要に思えます。 東京の街はインテリアのみだと言っても過言ではありません。 外部や道路さえも既にインテリア化しているのではないでしょうか。 都市というものはそういうものなのだと思います。 田舎をインテリア化するのは無謀ですが、ほとんどが外部であると考えると外観に意識的になることで住宅だってランドマークになり得るということです。 よくある意見は、『周辺環境に調和して・・・』ですが、どんなデザインが調和してると言えるのか。 僕には僕なりの調和の仕方が存在しますし、そうではないという意見もあるでしょう。 これから田舎に住宅を建てる方々は、その辺をよく考えてつくりましょう。 単に周辺に埋没してしまったとしても、それは日本の田舎を象徴する風景の一端に組み込まれてしまうのですから。…