長野のデザイン住宅設計事務所

オープンハウス

オープンハウスが無事に終了致しました。ご来場の方には心より感謝致します。ありがとうございました。
そして、クライアント様のご好意にも感謝しております。

当日は、以前お世話になったクライアント様もかけつけてくださいました。

特に「#5115」のクライアント様は終了時間を過ぎても話が尽きなくて、そのまま場所を変えて話し続けました。
お会いするのも久しぶりで、実は今年の夏のあたりからお会いしようとお互いにスケジュール調整をしていたのですが、この現場の都合もあったりしてなかなか時間が取れなかったのです。
いつも時間を忘れて話し続けてしまうのですが、あらためて感じる事はこの方の建築に対する”愛情”といいますか、自分の住宅に対する愛をひしひしと感じるのです。
それは、私にとってとても嬉しい事で感動してしまいます。

その方の言葉の端々に自分の家の感覚が体にしみ込んでいるという感覚を感じます。
そしてそれは、かなりのハイレベルな感覚に成長しているように思えるのです。
建築家の感覚に近くなる程に。

だから、建築評論家のような事をさらっと言ったりします。
「それは、小澤さんに教えられたことですよ」
そう言われたとき、私の思いが建築を通して伝わっているのだなと実感します。

建築を理解する事はとても時間のかかる事かもしれません。
小さな声で耳を澄まさなければ聞こえないほど。
でも一目で分かるデザインよりも、一つ一つ時間をかけて知ってもらえるデザインの方が、愛される建築になるような気がします。
愛がなくては建築に輝きは生まれないし、生き残っていけません。

僕のこれまでの仕事も、そしてこれからの仕事もそんな愛に包まれる事を願いながら努力していきたいと思います。