内装工事

SN-houseの内装工事が徐々に進んでいます。 施主工事という名の設計施工。 そういえば、通常設計施工というと施工会社が設計することを指しますが 設計事務所が施工したって、設計施工だよなぁ。 などと思いながら、壁を塗っております。 パッと見たいした足場じゃないのですが 摺り込むような動きのために結構揺れます。 施主の奥様にご協力を得ながら、無事に完了。 空間が成長している感じがします。…

さんだーさんだー

前回エントリーの選抜合板たちが現場に到着! ただし、これには一つ問題が。 こいつらは仕上げ用として生まれていないので、合板規格の刻印がオモテ面に打たれています。 それで、こいつらは常に日陰者の扱いを受けているわけです。 「こいつらはどんなに美しくても、人様の目の触れるところにいちゃなんねー」 ONE PIECEの奴隷の刻印みたいです。 塗装で塗りつぶす方法もありますが、今回は木目がポイントだったりするので そういうわけにもいかず・・・。 僕の思いで、こいつらを日の当たる場所へと引きずり出したい。。。なんて。 しかし、奴隷解放も工務店にお願いすると、それなりの費用が必要になりますので 今回は、自分で削ることにしました。 実際の仕上り感も確かめたいという、もっともらしい理由なのか 単に自分でやりたいだけだったりする・・・のか。 最初は、刻印だけを消すつもりでやっていたのですが 消すといっても、そこだけキレイになるのもおかしなもので。 なんだかんだと言いながら。 結局全面サンダー掛け。 50枚弱ありましたが、不慣れなこともあり、丸一日かかりました。 自由を獲得したごうはんたち↓ でも、この一手間が何らかのオーラを纏ってもらえればいいかなと。 いい仕事するんだぞ!といいきかせ・・・。 最終の…

電子書籍

自炊とは、某巨大掲示板から発生した造語でありますが もはや一般的な用語として認識されつつある気がします。 最近、その自炊を始めました。 理由は、単純に事務所の蔵書が収納限界に近づいているということ。 僅かな資金でコツコツ書い集めた書籍に ハサミを入れるということは、本というモノに対して とても申し訳ない気持ちになるのですが・・・。 本を読むということには、ページをめくるという楽しみも 実は存在します。 紙の感触、背表紙を眺める・・・。 本にはそういった楽しみ方もあると思います。 そのほとんど全てを捨て去っても、メリットがあればそれは 電子化した方がいいのではないかと思いました。 つまり、中身の情報のみが重要な本。 雑誌なんかは、紙にこだわっている様子も無いので こういうのは、真っ先に電子化。 僕の事務所は、建築の設計するための事務所なので 専門誌は写真が多用されています。 これが、なかなか難しい。 なので、試験的に1,2冊やってみたら、思いの外いい印象。 ほとんどがこの雑誌と写真集の中間的な本が大多数なので これを電子化すると、スペースは一挙に拡大できます。 きっと大判の写真集には、ハサミを入れることはないと思います。 しかし、問題はその手間です。 最近は慣れてきたのですが、それでも…

軽井沢美術館

施工中にも何度か訪れた西沢氏の軽井沢の美術館。前回エントリーはこちら。 つい先日、待望の一般開放。 早速、体感して参りました。当然、内部の写真は無し。撮影不可です。 チラホラ、デジカメ撮ってる人が居ますが くれぐれも運営側に迷惑かけないようにしてもらいたいです。 学生らしき人が、立入禁止区域に勝手に入って注意されていました。 さて、これは体感しないと分からない建築。 素人が写真とっても、絶対にこの空気感は写りません。 視覚的な衝撃よりも、まさしく体感する建築。 さらに、外観は外部の植栽に隠れてしまって、全貌が分からない。 千住氏の作品も良いんだけれど、やっぱり建築に圧倒された。 作品のための空間として、ホワイトキューブは発明されたけれど キューブじゃないホワイトをここまで昇華させるのは、やっぱり凄い。 内部からメッシュによって視線を遮っていたが、これはあまり感心しなかった。 美術館というビルディングタイプには、必ずつきまとうジレンマなんだろうけど。 それでも、ここで意図されているのは、起伏に富んだ床と屋根だけが浮いている空間。 そのためには外部との境界も希薄な方が望ましい。 展示作家の希望なのかもしれないけれど・・・。 なんだかんだ言ってますが、心が揺さぶられる建築は とっても刺激的…

TNデザイン一級建築設計事務所

Steve Jobs

  Photo:Gracias Steve. by Lore & Guille Apple社の共同創設者であるSteve Jobs氏が亡くなってしまった。 仕事のツールとしてAppleを使い出したけれど あっという間にその魅力に引きこまれて。 気がついたらデバイスもソフトもApple仕様。 ビジネスシーンで使いこなそうとすれば 自ずとハードルが上がるので、周囲に冷ややかな目で 見られながら、無理やりエミュレーターでwin用ソフトを ゴリゴリ使いながら図面作成したことも・・・。 あの頃からみれば、cpuがインテルになるなんて想像もしなかった。 この先、Appleがどうなるかは分からない。 でも、もうjobsのプレゼンテーションは 見ることがないことだけが揺るぎない事実。 僕の中で尊敬する人はたくさんいるけれど その中でも、かなり上位にjobsはいる。 でもjobsのことはAppleを通してしか知らない。 もしも、Appleのモノたちがjobsの生き様のessenceが 散りばめられているのなら、そういうものにずっと 触れてこられたことは、僕にとっては誇らしいことだ。 そして、残された人たち(Apple社だけでなく)がしなければいけないことは そういう先人たちの生き様の…

TNデザイン一級建築設計事務所

iphone

iphoneについて思うこと。 とうとうauからiphone発売。 実は、ほんの3ヶ月前にauからsoftbankにMNPしました。 こんな事態になるのは、想定外。 発表があるまで分からないのが、Apple流なので 昨日までは信じていませんでしたが。 auには携帯を持ち始めてずっとお世話になっていて 12年目に突入していました。 あれだけAndroid au とか言っていたので、仕方なく。 キッカケは、MEDIA SKINが使えなくなるというアナウンスだったのですが。 iphoneに変えたくてウズウズしてたんで・・・結果フライング。 しかし、あのようなauのiphone戦略は、信用失う気がしますがどうなの? iphoneのネガキャンまで打っておいて、直前にLISMO終了とか。 回線がいいとか言っていますが、僕の活動エリアでは、どちらも大差ないです。 迷走しすぎなのでは。 MEDIA SKINは名機なんだから、あのコンセプトでスマホ創ればいいのに。 結局は、料金の話になるので、ユーザーとしては競争が生まれれて 安くなるのは歓迎ですけど。 お互いにジリ貧でdocomo一人勝ちみたいにならないのかな・・・。 auのdesign project だけはがんばってもらいたいんですけど。 日本で…

TNデザイン一級建築設計事務所

一瞬のなかの継続

現場に出向くことの意味。 工事の監理が主たる目的であることは、言うまでもありません。 しかし、それだけで済んでしまうほど単純でもありません。 人は、同じ物を見ても同じ認識をしているとは限りません。 不思議なもので、その時に考えている情報にしか脳は反応しません。 つまり、何も考えないで見ていれば、何も反応しません。 例えば、好きのモノとか、人とかが、どんなに雑多な情報に埋もれていても 見つけることが出来るのは、そういうことだと僕は思います。 建築を感じる時間は、時として一定に流れるものではないと思います。 見つかるまでにとても時間がかかったり、すぐに理解できるけれど 時間が経つと鬱陶しいものに変化してしまったり。 上の写真は現場の中で、ふと気がついて撮ったもの。 粒子化された空間。 意図はしてないけれど、こうするとこうなるのか。 みたいな一瞬。。。 でも、その一方で、この状態自体に美しさがあるとも感じた。 それは、見えない秩序というか意図しない秩序。 見せるためではないのに生まれてしまった秩序。 そこに醸し出される雰囲気。 現場にいることの意味は、きっとそういう断片を 見つけに行くため。…

TNデザイン一級建築設計事務所

市民会館

長野市の市民会館の建て替えの設計者が選定されたようです。 公開コンペになるのを期待していたのですが、プロポーザル方式の 指名コンペが行われました。 結果は、槇事務所です。 上の写真は福井県立図書館(設計:槇事務所) 二次に残った中でなら、案はわかりませんが槇さんか佐藤さんか。 実は、佐藤さんと協働していたのがSI-houseの構造家なので 二次の選にもれたと聞いたので、結果を知りました。 地元では、建て替えでもめていた・・・ということを話したら 「それならば、大御所の槇さんで・・・という思惑もあったりして・・・」 と冗談半分で語っておりました。 北川原委員長!その辺どうなんですかー!なんて。 私は、槇さんの建築はとても好きなので、単純に楽しみです。 実際に関わることができないのが、長野在住の設計家として 不甲斐ない思いもありますが、指名のお呼びがかからない時点で 修行がまだまだ足りないです。 しかし、近所に良い建築(または良くなりそうな建築)が建つのは やはり嬉しい事です。 これを契機に長野市が活性化されることを願います。 単なる箱物で終わらないように、市民の活用方法も 考えていくべきだと思います。 建築を愛することは、街を愛することに等しいと思います。 そういう意味で愛すべき建築が…