competition! 新築分譲マンションの一室の設計コンペに提出した案。審査の結果、世間に認知されることがなくなってしまったので仕方なくここで紹介します。 と言ってもCG一枚だけの控えめな公開です。なんせ落選案ですので、あまり大きな声は出せません。 審査にもれてしまったのは残念ですが、作家としてこういった創作活動は常に続けなければならないものだと思うので、機会があればまた参加したいと思います。…
記憶 もう11年前になってしまったが、ヨーロッパへ建築行脚に行った時の写真。このあと大変な目にあったのだが、この花の美しさに感動した感覚は今でも覚えている。 最近、脳に関する本を読んでいます。脳科学の世界では、アルツハイマー病の研究が盛んで治療薬やその病気のシステムの解明が急がれていいますが、決定的な事はまだ分からないみたいです。さらに治療薬もあるみたいですが、万能ではないようです。 なぜ脳に興味を持ったかと言うと、建築に限らず環境を認知してその世界を認識しているのは、脳だからです。特に視覚に関しては、かなりの情報を得ています。 でも、目が良いからといってそれが情報量に差があるかと言えばそれは疑わしい。 建築家の巨匠の中でも、目が悪かったりする人はたくさんいますし、音楽の世界でもベートーベンは耳が聞こえない時期もありました。 脳は必要な、あるいは必要だと感じている情報しか取り出さない。 同じ場所に行って同じものを見ても、全ての人が同じ情報を共有している訳ではない。 その人が見たいと思っているものしか見えない。 つまり、脳がその環境を作っているということだ。 それは、視覚を担う目の機能にも表れているのだが、網膜には色を感知する細胞がほとんど中心にしか存在しない。さらに盲点という存在もあって、…
Apple_II 前回のエントリーで紹介したG5に代わるリンゴ君は・・・・・ なんとmini君です。 グレードダウンじゃんと言ってはいけません。 5年という時間はPCを進化させるには十分すぎるようで 既にほとんどの処理はminiの方が早くなってしまいました。 こんなに小さいのにあの馬鹿でかいG5より早いのは驚愕ですね。 しかも無線化によりどんどん取り巻きの装置がなくなってmini本来の姿で動作する事が可能になっています。 ただ依然としてあのでかい電源は存在しています。 さらにディスプレイが旧型でADCの変換アダプターのために、imacほどのスマートさはないのですが。 今回でついにIntelmacに移行したことになるのですが、やっぱりMacOSはAppleらしくていいよねと改めて感じました。 OS9時代よりOSXになってよりAppleらしくなったような気がします。 OSXもSnow Leopardになってさらに使いやすくなりました。 実はTigerからアップグレードを何となくためらっていたので、Leopardは使っていないのです。 だからなおさら感じる事かもしれません。 巷ではipadの話題でもちきりのようで、先進性においてはappleは素晴らしい製品を送り出しています。 でも完成されたデザインをさらに…
ゴールデンスランバー Photo:Golden Slumbers by potaufeu 現在、公開中の邦画「ゴールデンスランバー」。機会があって、公開直前に試写会を見ました。 何の知識も期待も持たずに見たのですが、こんなに心にしみた映画はないというくらいにハマリました。 多分、これを劇場のスクリーンではなく自宅のテレビだったらこんなに感動しないだろうし今、この年齢になったせいもあるだろう。 こんなことは映画だから成立するよね、というディテールだって見えたりした。 それでも、それをかき消すくらいのメッセージが込められていて、それが心に響いてしまった。 それが何かはここでは語らない。 なぜなら、それは僕だけの感覚だからどんなに言葉を連ねても伝えられないから。 この映画を見た人全ての人が同じような感覚を感じる事は、きっとありえない。 それぞれの人生の中で様々な経験をした人が一つの価値観で同じ反応が出来る訳がない。 でも、いい映画には必ずメッセージが込められていて、それが共感という増幅装置によって心に響いてしまったら それはもうかけがえのない芸術に昇華する。 映画や音楽の良さはそういうところだと思う。 この映画が万人に認められるのか認められないのか私には分からない。 ただただ私はこの映画に感動し共…
Apple 果物じゃないアップルです。所謂macというヤツですね。 この写真はもう5年前のものになります。 PowermacG5ですね。当時はIntelになるなんて想像もしていませんでしたので 迷わずG5を買いました。 そして、5年後にはAppleに見放されてしまいました。 何が見放されたかというと、最新のOSX10.6はこのPPCタイプのモデルには使えません。 OSX10.5が最終OSとなりました。 Apple社としては「早くIntelmacに移行せよ」という事らしいです。 それで、新たにmacproを物色しておりましたが、なんせ高価なのと このG5が気に入っているということ。 現行proは筐体の大きさは変わりませんが、ドライブが2機搭載できるようになっているため faceのデザイン(建築的にはファサード)がちょっと違います。 私はこのドライブのシャッターが一つのものがいいと思っているので 現行proはどうも好きになれません。 内部までデザインされている、モノとしての完成度に脱帽です。 届いた当時はずっと眺めていました・・・。 今は大分くたびれてしまって、埃っぽいところもありますが まだまだこの美しさを保っています。 しかし、仕事で使う以上ある程度最新の機種でないとソフトに対応できなくなります…
大悲殿観音堂 年末に必ず訪れている須坂市にある「妙徳山 高顕寺」。 今年は雪が沢山積もっていました。 このお堂が完成したのは2006年ですのでもう4年になります。 かつてのお堂はこの背後の丘の上にありました。 その当時は登り口が分かりづらく存在もあまり知られていないようでした。現在は須坂市を見下ろすように建てられているので、正面の通りから ちらちらと見えるような位置にあります。この計画は配置が全てのようなものでしたので、正面がどこに向くかはとても重要です。 北向き観音でもあるので、真北に合わせているのですが斜面との関係や本堂との関係上 微妙に調整しています。外部の檜は雨風にさらされて、徐々にグレーになってきました。 出来た当初のきれいな状態はもちろん良いのですが 徐々に風化していくことは、時間を感じ取る手がかりとして 重要な事だと思います。 どんな物質でも同じ状態を保つという事は本来難しいことです。「万物は流転する」とはヘラクレイトスの言葉であるが、時の流れを止める事はできない。 そして物質は流転するが、情報は流転しない。 (この点でヘラクレイトスの言葉が万物に含まれないことに矛盾があるように思えるが) 建築にとって「情報」とは人間が生み出す意思という[image]だと僕は思う。いずれ全てがグレー…
建築のちから 内藤廣著 「建築のちから」 お正月に読みました。短編を再編集しているので読みやすいのですが 私にとってはとても重い本です。 そして深いのです。 正月気分でのんびりしていられなくなりました。 精進しなきゃいけません。 建築家というのはカタギではない。と内藤さんは語っておりましたが まさにそうだよねという感じです。 霞を食って生きてやる。…
初詣 2010 今年は大町にある「若一王子神社」です。 本殿は屋根が草葺きで神社建築としては珍しい。重要文化財に指定されています。 室町時代に建てられたそうですが江戸時代の初期に修理をしているそうです。 それでも、築約350年ほど。歴史を感じます。 三重塔は県宝に指定されています。 ランチはすぐ近くにあるこれまた古い家屋を改修しているお店。 火鉢がかわいらしくてしかも暖かい。 初めてだったのですが、いいお店です。…
2010 あけましておめでとうございます。 今年は節目の年になりそうです。 年回り的には前厄なんですが、くじけずに頑張りたいと思います。 久しぶりに本気で滑りに行きました。 今シーズンはどっぷりskiにはまりたいと思います。 世の中はすっかりカービングという流れになったようですが 私もその領域に足を踏み入れたようです。 店頭でモーグル用はといったら当てはまるのはこれしかないと言われて衝動買いしました。 以前はいろんなメーカーがエクストリームタイプやフリースタイルを出していたのに。 何の下調べもしないで買ったので、(しかも高かった)一応このメーカーを調べたところ リズムという珍しいメーカーで、岩渕隆二が関わっていると知ってぶったまげました。 かつてモーグラーとして注目されながら、ワールドカップに出場するも日本代表にはなれずそれ以降選手としては日のあたる場所にはいなかった。 でも、とても才能豊かで魅力的な滑りをしていたのを私は知っています。 そんな過去がありながら、新たに挑戦している彼の板を何も知らずに手に入れた事が 私にとっては衝撃でした。 最初は軽い気持ちでもこんな出会い方をしてしまったら、本気を出さないと申し訳ないような気がします。 という事で、近場のゲレンデで楽しんでます。 しかもカルマン…
dyson ダイソンは今年のグッドデザイン賞の金賞を獲得していますが、そのときのプレゼンが印象的で モノづくりの姿勢にとても感動しました。 本当はその金賞受賞したDC26も良かったのですが、使用頻度を考えてハンディタイプとなりました。 使い勝手は、このクラスの掃除機として十分すぎる機能だと思います。 さらにダイソン特有かもしれないですが、未来的で不思議な音がいい感じです。 そしてモノとしてのクォリティは最高です。 その辺に置いてあってもインテリアとして美しいと思います。 こういう感覚が国産の家電には感じられないのが残念です。 国産は紙パックが多いですが、これをいちいち購入するのは新たなゴミを出しているようで 私は感心しません。丈夫で長く使う為には消耗品は少ない程いいと思います。 今年の大掃除で活躍しそうです。…
図面 ある改修の仕事でお借りしている図面。 この建築は築36年でこの図面も世に生み出されて36才から37才くらいになるという事ですね。 それでもキチンと残っているのは、やはりクライアントに愛されている証拠だと思います。 手書き図面でこの緻密さは、当時でも大変な労力だっただろうなと想像してしまいます。 私の世代はちょうど手書きからCAD図への転換時期で手書きの図面も昔は書いていました。 当時は手書きでないと図面じゃないという雰囲気がありましたし 建築の質が変わるから手書きにこだわっている人もいました。 今はほとんどがCADによる図面がほとんどですが、建築の質は変わったのでしょうか。 多分ツールの違いは建築の本質には関係ないと思います。 手書きであろうがCAD図であろうが、本物は独特のオーラを持っています。 それは素人が見ても分からない領域かも知れません。 でも、コンピュータがなければ設計する事自体が困難であろう建築が現在の世界のトレンドである事は間違いないと思います。…
パッケージ またまた雑誌ネタですが、このカザベラは届いていたのですが、なぜかこの景気の良さそうな数字の号だけ未開封のまま、数ヶ月放ったらかしでした。つい先日、そろそろ読もうと思い立って開封したら・・・ なんと光沢だけで文字が表記してあって、全て漂白されているスーパーミニマムスタイル! これにはちょっとびっくりしました。 日本の雑誌のコンセプトだとしたら、まず却下されそうなデザインです。分かりにくいからか、japan化される過程で白黒の表紙が別で同封された模様です。 このモノクロ板の表紙は全く必要としないと思うのは私だけでしょうか。 カザベラは本国イタリアではとても歴史のある崇高な建築雑誌であります。 それだけに広告を見るだけでもなかなか面白かったりします。 最近のカザベラは表紙はほとんど数字のデザインのみで写真は載っていません。 3桁の数字が歴史の重みを表現しているのみです。 こういった雑誌のありかたも日本の情報過多のデザインと一線を画すものです。 表紙によって売れ方が変わるのかもしれませんが、そんな目先の事ではなく 一貫したジャーナリズムの姿勢が評価される、そんな成熟した社会に日本は到達する事が出来るのでしょうか。…