ゆか 事務所の床を張替えました。ウチの定番になりつつあるオークです。 今回は大工さんに貼ってもらいました。 こちらも定番のオスモです。 オスモは塗装の技術をそれほど要しないので、素人でも簡単に塗れますのでおすすめです。 ただし、クオリティを求めればそれなりに工夫が必要です。 どんな作業も研究無しには良くなりません。 塗料の無駄や手間を考える事も重要ですが、最終的な仕上りがどうなるかは その手間に左右されたりするので、探究心は不可欠です。 しかし、建築工事はさまざまな職種が必要でその職人レベルも様々です。 ある程度設計側でそれをコントロールすることも可能ですが、根本的にダメな職人は不可能な場合もあります。 良い現場は不思議と良い職人が集まることがあります。 現場も生き物ということでしょうか。 さて、塗装の話に戻りますが、やはり少し乾燥時間を入れるのと 極力薄くのばして塗るのがいいようです。 職人さんによっては拭き取りが早過ぎる場合が多いので、これは要注意です。 色見も実作との違いが確認できました。 無垢材は使い込んでいくうちにどんどん風合いが変化していきますので そういう”不均質さ”も建築には必要な要素だと思います。 そして、その変化の仕方は使う人のセンスによって良くも悪くもなっ…
くるま 先日、引渡を終えたのですがその直前に車が路上で故障しました。 現場が始まるとロクにメンテもしなくなってしまうので、当然と言えば当然ですが 実はこの現場が始まる直前にも同じような故障をしています。 現場の始まりと終わりを車の故障で感知しているかのよう。 不思議ですな。 上の写真は空冷ワーゲンをご存知ならば見た事あるでしょうが、ミッションです。 故障の原因はクラッチレリーズが折れてしまったのです。写真中央の丸いパーツを支えているバーです。 ちなみにこの写真は直った後の写真です。 路上で止まったのは初めてだったのですが、打合せ予定の家具屋さんと 急遽来て頂いた車屋さんに救助して頂きました。感謝いたします。 当初はクラッチケーブルを疑っていたのですが、これが全く異常なし。 もしやと思い、エンジンを下ろしました。 レリーズはアーリータイプだと折れやすくジャダーが出やすいので レイトタイプに変更した方が幸せになれます。とパーツショップの方に教えて頂きましたので 早速、レイトタイプに変更大作戦を計画しパーツ注文しました。 でもおろすんだったらってことで、クラッチ交換とエンジンシールの交換とオイルも換えなくちゃ・・・って感じで作業は増えていき・・・。 パーツ待ちを合わせると約1週間かかりました。 で…
虹 ある日車を運転中に見かけた虹を撮影した写真が見つかりました。二週間以上前で、もう忘れかけていたのですが、そのときのさわやかな気持ちを思い出しました。 忙しいという漢字は心を亡くすと書きますが、心の豊かさをなくす事はいい状態と言えません。 美しいものは日常にたくさんあります。 それを感じる心をなくしてはいけないと思います。…
GUNDAM! お台場に行ってきたので、寄ってみました。 サイトではいろいろな映像がアップされているので、見た事がある方も多いと思いますが やはり実物(実寸?)の迫力といいますか、ディテールのうまさが光ります。 本当にあったらこんなディテールしてるんだろうなというつくり込みのうまさと言いますか・・・。 機会がある方は是非一度見てみると分かります。…
サガ Photo:Artiste de rue By *** Fanch The System !!! *** ある有名歌手が語る言葉にちょっと感銘を受けました。 「アーティスト性(さが)を持つ限り、創作の衝動を止めることは出来ないし、それが生きている証である。 過去の自分を超えたいから、私は創作をし続ける。 それが、どう世の中に受け入れられるかは、別の問題である。 多くの人に聞いてもらうことは大切なことだけれど、それだけが目的になれば、いずれ破綻する。 夢を描くこと自体が、夢を与える行為だと思う。」 その歌手が語った言葉を僕なりの解釈で文章にしてみました。このような意味で語っていたかは、定かではありません。 僕の勝手な思い込みかもしれません。 でも、その言葉は何十年もトップを走り続けていても、いまだに走る速度を緩めることなく、走り続ける創作者としての一面を表していると感じました。 そして、そういう人たちは音楽の世界だけでなく、創造する世界にはたくさんいることを僕は知っています。 もしかすると、創造の世界以外にも共通する概念かもしれません。 夢がなければ、夢を追うことも、叶えることも出来ないのだから。…
French restaurant photo:Moelle Rotie by John Pastor 年末にたまたま知り合った方の話。 その方は長野に店を出すことになったのだが、どうもその店に問題があるらしい、ということで相談を受けた。 ほとんど完成している状態なので、僕が口出す余地はないのだが、現場を拝見するうちに・・・。 ここで、多くを語ることは出来ないが、問題だらけの現場だった。 その方も、我慢しきれずに僕に相談をしている状態なので、今までかなり我慢していたようだ。 僕の方で出来ることをいろいろやってみた結果、なんとか、軌道に乗ったようでやっと完成が見えてきたので、僕もほっとしているのだが。 僕にとっても仕事というより、悩み相談的にいろいろ努力したのだが、このような事態に至ってしまった根本的な問題は、設計者の不在ではないだろうか。 どんな計画にもプロデュースなりプランニングなり、計画を遂行するためのスペシャリストとして建築家なり、設計者が必要である。 それが、時にはデザイナーだったりコーディネーターと呼ばれる建築家以外のデザイナーである場合もあるが、その計画がうまく行くかどうかは、その設計者にかかっている。 どんなに凄腕の大工であろうが、設計の技術も凄腕であるとは限らない。 モノをうまくつくること…
古いモノ photo:Two old guys by uffizi.chu カメラをいじるようになってから、自分のまわりに古いものと新しいものが混在するようになってきてふとモノってことの存在を考えてみた。 新しいモノというのは、新しい技術だったりデザインだったりして新鮮だったりするんだけど、 これを10年後見たときにどう思うのかなって思ったり、こんな技術が本当に必要だったの?って思うのかなと考えたりします。 僕の車は40年前の車だけど、きちんと動くし故障も滅多にしません。 壊れても自分で直せるから、安上がりだったりします。 エコの時代ですが、燃費もさほど悪くありません。 その気になれば、電動カーにすることも出来ます。 今、いいことだけをあげましたが、悪いことも当然あります。 冬は寒くて夏は暑い。 バイクよりまし。そんな程度。 でも、そんなこと僕は気にならないし家族も気にしてません。 何より気に入っています。 何が言いたいかというと、「気に入る」とか「楽しい」とかそういうことを感じることがいかに大切かということ。 気に入ったモノは何よりも大切でそれは、実はモノだけでなく全てに共通すること。 というのが僕の持論。 新しいモノを見てそちらの方が良いと思うことは多々あるが、単に新しいとい…
photo Photo:Linhof 2 by twak 最近の僕の記事にはあまり画像がありません。 写真をあまり撮っていないのもありますが、文章を書く方が楽しいと言うのが本音です。 でも、最近ついに「シノゴ」に手をだしてしまいました。 「シノゴ」って何?という方は検索してみてください。 簡単に言うともう絶滅寸前の銀塩フィルムカメラです。それも大型の。 デジタルカメラ全盛のこの時代にと思うかもしれませんが、僕はアオリの使えないカメラに魅力を感じられないのです。 建築を撮るならやっぱりアオリが大切。 なんて実は単にやってみたかっただけだったりするんですが。 でも外で撮るのは結構勇気がいるので、とりあえず室内で練習中。 どれだけプロに近づけるのか。乞うご期待。 といってもドが2個くらいつく素人なんですけど。…
style Photo:France, Bouches-du-Rhône (13), Marseille, 8ème arr. : ” Cité Radieuse ” Le Corbusier 1945-52 , ” l’Unité d’Habitation de Grandeur Conforme ” facade est by (vincent desjardins) 建築家に依頼すると、建築家のやりたいようにつくられるから・・・。 という話をよく聞きます。それはそもそも建築家がつくる家がいいと思っているのかいないのかというところが抜けています。 『シツカン』という話を書きましたが、建築そのものでもその考え方は共通です。 つまり同じプランで同じお金を掛けたとき、それが全く同じデザインであったとしても建築家によってその質感というレベルにおいて、完成した建築に明らかな優劣が存在します。 でも、一般的にはそれは表面化しません。建築の場合はその選択肢があまりに多いため全く同じものはほとんど存在しないからです。 質感を体感するには全く同じものでないと一般的には分かりづらいものです。(プロの目はごまかせませんが) 街を歩いて、もしも…
オープンハウス 最近は忙しくて、ブログの更新が滞ってます・・・。 先週、出張の合間にある建築家の住宅作品を見学しました。 東京の閑静な住宅地の中で、気持ちのいい住宅でした。 作家の特徴でもあるのでしょうが、いい意味で外観に全く目がいかずインテリア的な作品に感じました。 住宅はある意味究極のインテリアなのでそれを追求しているかもしれない。 とても優しい空気感のある住宅。…
開眼法要 先日、当事務所の設計の観音堂にて開眼法要が行われました。 あいにくの雨で、法要の30分前から突然豪雨になり、心配されましたが 無事に終えることができました。関係者の方々お疲れさまでした。 でも、終了後に雨がピタッと止んでしまったのですが 僕にはそれがとても不思議に感じました。 中では護摩も焚かれて小さな空間が大きく感じられました。 これでやっと観音堂が観音堂として機能する訳ですが、こうして眺めていると こんなに小さな建築ですが、立派に公共建築であり、それぞれに思いを抱えながら創られたのだなぁと感じました。 地域の人に愛され続けてほしいと願います。…